BEP療法は1セットあたり17~18日間程度入院を要します。その入院に何を持っていけばいいのかわからないですよね。
この記事を読めば、何を持っていったらよいかが分かります。
私がBEP療法を経験したからです。
私の経験をもとにBEP療法の入院時に持っていってよかったものを8個紹介します。
割り箸とプラスチック製のスプーン
病院食にはお箸などのカトラリー類がついていないため、自分で用意する必要があります。
箸セットを購入し、持っていくことも考えられますが、体力が低下するため食事ごとに洗うのはしんどいです。
なので、使い捨ての割り箸とプラスチック製のスプーンを持っていくのをおすすめします。
割り箸は食事の回数分(18日間の入院であれば54膳)、スプーンはその3分の1くらいを持っていくとよいです。
洗う手間が省けてよかったです。スーパーやドラッグストアなどで購入できます。

写真1 割り箸とスプーン
耳栓とアイマスク
これらは夜に寝るときに便利です。病室は夜間消灯はしますが完全に真っ暗にはなりません。
また、ナースステーションの機器の音や同室の人のいびきなどが気になる人は気になります。
その対策として、耳栓とアイマスクは効果的でした。
耳栓はドラッグストアで、アイマスクは100円ショップで購入しました。
カイロ
抗がん剤や水分を点滴投与する際、該当部が冷たく、そして痛く感じることがありました。
看護師さんに温かいタオルを用意してもらうことも可能でした。しかし、それは手間なのでカイロを購入し持っていきました。
カイロがあるのとないのでは痛みもだいぶ違いました。
ゼリー
抗がん剤が効いてきて、病院食が食べられそうもないとき、ゼリーは意外と食べられました。
私は「inゼリー」と「フルーツ果肉入りゼリー」を10食分持参し、つらいときに食べていました。
履き物
私が入院した病院では、転倒の防止からサンダルの使用は禁止されていました。
私は、徳武産業(株)の「早快マジックレギュラー」という製品を病院の売店で購入し、使っていました。
マジックテープがあり脱ぎ履きがしやすく、足の裏が触れるところはスポンジ製のため裸足でも問題ありませんでした。
また、洗濯機で丸洗い可能なため、1セット目と2セット目の合間の退院期間に洗うことで清潔さを保つことができます。

写真2 徳武産業(株)早快マジックレギュラー
書籍
入院中、抗がん剤を投与しない1週間はやることがなく、体調も良いのでとにかく暇です。
そんなときの暇つぶしとして良かったのが書籍です。特に漫画がおすすめです。
文字が少なく読んでいて疲れにくいからです。私は自宅にあった漫画『のだめカンタービレ』を持っていき、入院期間中にすべて読み切りました。
日記帳
備忘録として日記帳を持っていきました。入院中の出来事やつらかったことを書き留めました。
後から「あの時はつらかったなあ」などと入院生活を振り替えることができ、書いていてよかったです。

写真3 日記帳
ラジオ
ラジオはおすすめです。
テレビのようにお金がかかりませんし(テレビカードは有料)、スマホのギガも消費しません。また、ベッドで横になった状態でも楽しめます。暇さえあれば聴いていました。
NHKラジオでは朝昼晩と1日に3回ニュースを放送しています。情報収集には充分です。
イヤフォンはテレビ台に備え付けであります。ラジオ用にイヤフォンを用意する必要はないでしょう。
ひとつ注意点があります。それは、病院は鉄筋コンクリート造りのためAMラジオの電波が室内まで入らないことです。AM放送を聴きたい方はワイドFM対応のラジオを用意しましょう。
下の写真は私が持っていったPanasonic社のワイドFM対応ラジオ「RF-TJ20」です。
ニュースのほかにもいろいろな局の番組を聴き、治療のつらさを紛らわせていました。

写真4 Panasonic RF-TJ20
まとめ
以上が私がBEP療法の入院に持っていってよかったものです。
これからBEP療法を控えている方の参考になれば幸いです。
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